◎妊婦とお薬

妊娠しているかもしれませんが、お薬を飲んでも大丈夫ですか?

答えは下の表をご覧下さい。

妊娠
3週末まで

お薬を飲んだ後に、妊娠していることが判ったような場合ですが、この時期(妊娠3週末まで)にお薬の影響を受けた場合、着床しなかったり、流産してしまいますので、お薬の胎児への影響は考えなくても大丈夫です。
但し、妊娠中に栄養剤として飲まれるチョコラAD、新ポポンS、カワイ肝油ドロップ等、ビタミンAを含むお薬については、次のような報告が挙げられています。

【ビタミンAを妊娠前3ヶ月から妊娠3ヶ月の間、1日10,000国際単位以上継続的に服用した妊婦から生まれた子供に先天的異常の割合が上昇した】

妊娠4~8週 絶対過敏期
妊娠
4ヶ月以降
 俗に「安定期に入った。」といわれるように、大概の場合、お薬の影響は受けないと考えて大丈夫です。但し、これにも科学的な根拠があるわけではなく、胎児自身の個体差がかなり影響してきますので、油断は禁物です。
妊娠後期  催奇形性の問題はありませんが、『ボルタレン』などの鎮痛剤をこの時期に服用すると、胎児の動脈管を閉鎖させてしまう可能性が報告されています。動脈管は産まれてしばらくすると(10~15時間位)自然に閉じてしまうものですが、お腹の中にいる間に閉じてしまうと流産や早産の原因になってしまいます。

授乳中はお薬を飲まない方が良いのでしょうか?

通常は制癌剤、放射線医薬品、成人で重篤な副作用を起こす薬剤以外は、母乳中に移行しても乳児に重篤な副作用を起こす心配は少ないと考えられます。また、妊婦の場合と違い、都合が悪いお薬の場合は授乳を止めてしまえば心配ありません。

【注意事項】

★ 生後2ヶ月までの乳児、特に新生児は、まだ薬剤の分解、排泄機能が未熟であるので注意しましょう。

★ 乳児の状態-傾眠状態、イライラ、泣き止まない、発疹、下痢などの異常を見逃さないようにしましょう。

★ 薬は、通常、服用2~3時間後にその最高血中濃度に達しますので、授乳時間を薬剤の服用直前あるいは直後にずらすようにしましょう。

★ 主治医に相談して、より母乳中への移行率が少ない他の薬剤への変更を検討してもらいましょう

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