かかりつけ薬局とセルフメディケーション

かかりつけ薬局

 患者さんは、自由に日本全国どこの薬局でも利用することができますが、いつも利用する薬局が決まっていれば、それがかかりつけ薬局となります。かかりつけ薬局を持つことで、薬剤師は薬の重複投与や相互作用のチェックをしやすくなり、より適切な薬のアドバイスを行うことができます。

「かかりつけ薬局」を持ちましょう!
かかりつけ薬局とは、処方箋による調剤は勿論のこと、ご自分や家族の健康について相談に応じたり、サプリメントについての情報を分かりやすく説明してくれるような、何でも相談できる保険薬局のことであり、お薬の面から皆様方の健康をサポートしてくれる薬局です。現代社会では「セルフメディケーション」、すなわち「自分で自身の健康を保持増進や疾病の予防に努め、さらには必要に応じて薬が適正に使用できる」ことが必要となります。そのためには自分の体や病気についての正しい知識の習得が必要ですが、分からないことがあったら迷わずどんなことでも身近なかかりつけ薬剤師のいる、かかりつけ薬局に相談することが大切です。


「かかりつけ薬局を持っておくと」
•お薬についての詳しい説明が受けられ、お医者さんに聞けなかったお薬に関する疑問など気軽にお尋ねいただけます。
•いくつかの病院を受診していて、それぞれに薬が処方されている場合など、かかりつけ薬局であれば、お薬の飲み合わせや同じ薬を飲んでいないかを確認することができます。
•市販されているお薬やサプリメント、健康食品との飲み合わせも確認できます。
•休日、夜間等いざという時に相談に応じていただけます。