[活動報告]大分県営ワクチン接種センター総括

5月下旬に主催者である大分県から大分県薬剤師会に対して薬剤師派遣依頼があり、それを受けて大分市薬剤師会が調整し取り組むこととなりました。

薬剤師の業務内容はCOVID-19ワクチンモデルナ筋注の分注作業で、接種対象者は、当初幼児教育・保育関係者(県内約15,000人)、1日の平均接種者は約1,500人でした。(最終的には、障がい児・障がい者施設職員、タクシー・トラック運転手、警察官、高校教師等も加わり、約13,000人に接種を行いました。)

6月上旬に派遣者を募集し、派遣者数は延べ168名でした。(大分支部96名、坂ノ市支部11名、病診支部61名)

また、ワクチン分注手技研修会を大分県薬剤師会主導で6月17日(木)、6月18日(金)、6月23日(水)の3日間開催しました。3日間の参加者数は約120名でした。

県営接種センターで使用されたワクチンはモデルナ社製(武田薬品工業)、国から配給されたシリンジ・針は入荷毎に違う規格、メーカーでした。派遣者向けに分注手技の動画を作成し、大分市薬剤師会のウェブページ(会員専用)で閲覧できるようにしました。

最終日に使用したモデルナ社製ワクチンのロットが、他県で異物混入が確認されたものと同ロットだったのですが、大分県では異物混入の確認はなく健康被害の報告もありませんでした。

 

 

会場内1

会場内2

会場内3

会場内4

会場内5

薬剤師ビブス着用

作業スペース

作業スペース2

分注作業1

分注作業2

分注作業3

分注作業4

分注作業5

保管用コンテナ